MRO(J)とは、Member of Registered Osteopaths (Japan)の略で、
日本オステオパシー連合(JOF)が実施している筆記・実技の試験に合格した者に与えられる
日本オステオパシー連合認定オステオパスの商標登録された基準であり、
安全性・知識・技術・倫理観を持ち合わせたオステオパスとして認定されていることを意味します。
この10年で世界のオステオパシー情勢は大きく動いており、
2014年内から数年かけて世界保健機構(WHO)によるオステオパシーのガイドラインが作成され、
公布される予定です。
日本ではJOFの構成団体である「全日本オステオパシー協会」「日本オステオパシー学会」「関西オステオパシー協会」が、オステオパシーの世界基準を満たすための教育を目的に、
少しでも多くの方が安心してオステオパシーの施術を受けられるように切磋琢磨しております。
国内的にはオステオパシーが制度化されていない現在、国内外を問わず、
オステオパスの一定以上の水準を証明する唯一の資格となっています。
MRO(J)保有者はJOFが認めるセミナーに3年間で120時間の受講が義務付けられており、
技術の向上や最新の医学情報へのアップデートに努めています。
また、MRO(J)の資格がなければ参加できない高度な国内・国際セミナーや、
海外のセミナーによってはMRO(J)の資格が要求される場合もあります。
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全日本オステオパシー協会
日本オステオパシー学会
関西オステオパシー協会
のいずれかに所属 -
各会主催のセミナー200時間受講または
全日本オステオパシー学院(AJSO)か
ジャパンカレッジオステオパシー
(JCO)に入学 -
所属団体からMRO(J)受講推薦を受ける
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基礎医学授業を有する
ジャパンカレッジオブオステオパシー
(JCO)に入学する -
JCO卒業後、日本オステオパシー
学会(JOA)からMRO(J)受験
推薦を受ける。
MRO(J)認定試験受験
(筆記試験、実技試験)