MRO(J)とはヨーロッパ・オセアニア・アジアで使用されている認定オステオパスの商標登録された基準であり、アメリカの手技療法を主体に治療を行うD.O.(Doctor of Osteopathy)が構成するAAO(American Academy of Osteopathy)の国際加入会員の倫理規定にも認められた基準です。
日本では「全日本オステオパシー協会」「日本オステオパシー学会」「関西オステオパシー協会」が、オステオパシーの世界基準を満たすための教育を目的とし、日本オステオパシー連合を結成。少しでも多くの方が安心してオステオパシーの治療を受けられるように、AAOの提示する基準を満たす教育の水準を定め試験制度を確立しました。この試験に合格した者をMRO(J)[Member of Register of Osteopaths(japan)]と認定しています。
MRO(J)はAAO主催の学会やセミナー、またはAAOから講師を招聘して開催されるセミナーへの参加が可能です。国内的にはオステオパシーが制度化されていない現在、国内外を問わず、オステオパスの一定以上の水準を証明する唯一の資格となっています。MRO(J)保有者はJOFが認めるセミナーに3年間で120時間の受講が義務付けられており、技術の向上に努めています。